新生児期の2人目赤ちゃんのリビングでの過ごし方について、妊娠中から色々検討されているのではないでしょうか?
リビングで過ごす場所としてベビーベッドやハイローチェア、ベビーガードなど色々な方法があります。
しかし全てのものが使う期間が短く、使わなくなったら邪魔になるという欠点があります。
買うのも捨てるのもお金がかかるこの時代。
できるだけ無駄な出費を抑え、ものを増やしたくないものです。
結論から言うとベビー用品との相性は
- ベビーベッドやハイローチェアに求める機能
- 子供の性格
- 家の構造
にかなり左右されます。
ベビーベッドとハイローチェアの長所と欠点
リビングの赤ちゃんの過ごし方を考えるときに、ベビー用品の使用目的を明確にしておくと選びやすくなります。
ベビーベッドとハイローチェアでは、寝る・上の子から守るという共通点はありますが、他用途がかなり違っています。
ベビーベッド | ハイローチェア | |
---|---|---|
寝床として使う | ◎ | ○ |
オムツを替える | ◎ | ○ |
上の子から守る | ◎ | ○ |
ゆりかごとして使う | × | ◎ |
離乳食用イスとして使う | × | ◎ |
別の場所に移動して使う | × | ○ |
家事の間の待機場所 | ○ | ○ |
インテリアとして | ○ | × |
物置として | ◎ | × |
比較すると、ベビーベッドの方が用途の幅は狭くなります。
2人目ですでにバウンサーやバンボなどを持っている家庭は、ベビーベッドでも良さそうです。
ハイローチェアは使用用途は幅広いのですが、上の子や生まれてくる赤ちゃんとの相性によっては使えない可能性があります。
使える時期は個人差が大きいですが、口コミを見ていると大体どちらも寝床としては生後3ヶ月頃まで使う家庭が多いようです。
2人目のリビングの過ごし方は子供の性格を考慮する
上の子の性格で選ぶ
上の子の性別や性格によってベッドやハイローチェアの必要性が変わります。
特に1歳差や2歳差で、就園前の兄姉を持つ赤ちゃんなら、リビングで上の子の襲撃から守る必要があります。
しかし大人しい女の子、おてんばな女の子、大人しい男の子、やんちゃな男の子…
子供には色んなタイプがいますよね。
女の子の場合、大抵は必要ないことが多いようです。
ママと一緒に赤ちゃんのお世話をしたがることが多いので、同じ目線で居られる方がいいのでしょうね。
クーファンであれば5000円もあれば買えますし、持ち運んで待機場所としても使えます。
防御力としてはベビーベッドがかなり有利。
ハイローチェアは上の子の動きが激しい場合に、面白がって激しく揺らしてしまったり、よじ登ろうとして倒してしまうことがあります。
我が家の兄妹は3歳差でしたが、男の子は動きが激しく、家の中でジャンプしたり走ったりボールを投げたり、布団ででんぐり返りしたり…。
赤ちゃんを認識していても、男の子はテンションが上がってしまうと、周りが見えなくなってしまうのでしっかりとした柵のあるベビーベッドをリビングに置いて大正解でした。
長男を無駄に怒ることもなく、過ごせています。
でも、もしこれが大人しい賢い子だったら、ベビーベッドは必要ないですよね。
お下がりで貰う以外でしたら、使用期間が短いベビーベッドはレンタル一択です。
最近は Amazonや楽天でもベビーベッドのレンタルを扱っていて、申し込みが簡単です。
赤ちゃんとの相性で選ぶ
赤ちゃんの性格は、生まれてからでないと分からないので、揺れとの相性が分からないハイローチェアの購入はリスクが大きいです。
揺れていると寝てくれる赤ちゃんであれば、ハイローチェアの揺れる機能はママの体の負担を軽減してくれるのでとても便利。
オートスイング機能が付いているハイローチェアは2万〜5万と価格が高いので、月3000円程度のレンタルで試してみてからの購入がオススメです。
家の構造で必要なベビー用品が違う
リビングとの相性から考える
ママと赤ちゃんで日中を過ごすことになるリビング。
家事と赤ちゃんのお世話を並行させるので、リビングとベビー用品との相性は重要です。
リビングやキッチンの動線が遠く、母親の移動距離が長い場合はどこにでも移動できるハイローチェアが便利です。
リビングが狭い場合は、ベビーベッドを選択するとベビー用品の収納もでき、思った以上にスペースを有効活用できます。
ママの動線から考える
ママの動線上に赤ちゃんが居られるように配置するととても便利です。
特にベビーベッドは位置がほぼ固定されるので、赤ちゃんの配置を考えてから設置しましょう。
ハイローチェアは動線を考えることなく色々な場所に移動できるので、ママの動線から配置を考える必要はありません。
しかし上の子がいる場合は足を引っ掛けて転んだり倒したりする危険性があるので、注意して配置を考えておきましょう。
そもそも不要
赤ちゃんをあやす道具はハイローチェアだけではありません。
新生児期から使えるベビービョルンの抱っこ紐も泣き止まない赤ちゃんには有効です。
抱っこ紐ならお出かけにもちょっとあやすのにも使えますし、値段も8000円〜2万程度。
ベビーベッドやハイローチェアにかける分を抱っこ紐の予算にした方が良い場合も。
ベビー用品は購入だけでなくレンタルを賢く活用しよう
新生児期から生後2〜3ヶ月頃までは、母乳の時間以外をほぼ寝て過ごします。
一方の母親はやはりテレビやキッチンが隣接しているリビングで多くの時間を過ごすので、赤ちゃんのリビングでの過ごし方は重要です。
家庭によって条件が違ったり、子供の性格や性別との相性があったりして、一概にこれが絶対に便利!と言い切れないのがベビー用品。
出産前の買い物はギャンブルに近いと言えます。
そして利用期間は短く、収納に困るという欠点も。
(あったらものすごく便利なんですけどね…。)
課金してもすぐに使えなくなるRPGのアイテムと一緒です。
産前に迷うようなら、すぐに返却できるレンタルを賢く利用するのがベスト!
もしくは親族、友人から借りるか譲ってもらうことを考えましょう!