不安だった2人育児は想像以上にスムーズに落ち着き、現在3歳10ヶ月の息子と3ヶ月になる乳児を穏やかに育てています。
2人目育児で一番恐れていたのが「上の子の赤ちゃん返り」。
トイトレもほぼ終了した我が家。
3歳になり少し落ち着いた育児がまた大変になるの?と戦々恐々としていました。
現在の3歳児は超シスコン
産後3ヶ月が経ち、3歳児は親が見ていても笑えるくらいのシスコンっぷり。
チューをしたり、一緒にベビーベッドに寝てみたり。赤ちゃんに声をかける時は声のトーンが高くなるのが面白い。幼児も赤ちゃんに声かけする時、声を高くするのね…と驚きの毎日です。
他にも面白いと思うのが
- 赤ちゃん抱っこしてるママのためにドアを開ける
- 泣いている赤ちゃんを抱っこしろと要求してくる
- 「おっぱいあげたら?」という
- おねしょをしなくなった
ママを取られて嫉妬するどころか、お手伝いをしてくれる。
うちの子、こんなに優しかった?と思うほどの成長を感じています。
我が家の3歳差育児法
妊娠中にやったこと
赤ちゃん関連の絵本読み聞かせ
息子が2歳の時に妊娠が発覚し、3歳になったばかりの頃は「赤ちゃんがお腹にいる」ということを教えました。
絵本はもの幼児の理解を深めるのに簡単なツールなので、我が家ではよく頼っています。
お姉ちゃんになる子供にちょっとだけ(瀧村有子著)という絵本も有名ですが、お姉ちゃんが我慢する、という内容。
上の子が我慢する…のはちょっと違うかな、と思い選んだ絵本が⬇️の2冊。
🔽ペネロペが赤ちゃんが生まれたらどうやって一緒に遊ぶか妄想する内容。赤ちゃんを前向きに捉えられそう。
🔽おへそのあなから赤ちゃんが家族の様子を見ている内容。赤ちゃんを楽しみに待つ家族にほっこり。
お腹に語りかけてもらう
胎教はほとんど息子にお願いしました。高くて大きな声なので胎児によく聞こえていたのでは?
「おーい!いもうとーーー!」
と語りかけるとお腹がビクッと動くので、息子にもフィードバックしていました。
息子の声がする時は胎動が激しかったので「赤ちゃんは息子が大好き」設定を貫きました。
出産後にやったこと
上の子優先
少し放っておかれるのは2人目の宿命ですよね。
命の危険がない限りは乳児は泣いたまま。お兄ちゃんのお世話をしていると「赤ちゃん、抱っこしてほしいんじゃない?」と息子からご提案が!
最近は下の子を優先気味ですが、上の子も安定しています。
改めて導入が重要なんだなぁと思い知らされました。
注意事項を事前に伝える
3歳といえど1人の人間。
ハプニングが起こる前に注意事項を伝えることにしました。
- 赤ちゃんを踏まないようにする
- 1人で抱っこしない
- 頭のベコベコは触らない
- ベビーベッドの上で立たない(入るのはOK)etc…
命に関わることはしっかり怒り、ある程度は目をつぶりました。
3歳と一緒に子育てする
3歳は結構大人です。
お手伝いもできるし、自分のことはある程度できる。
息子の場合は自分のことができなくてもお手伝いはできます。
自分のことをやりなさい!と叱るよりも、できる範囲で赤ちゃんのことに関わらせてあげることが3歳児の自尊心をくすぐる様です。
🔽最初は混合育児だったのでミルクをあげてもらいました。見てる方がヒヤヒヤします。
赤ちゃん返りを許容する
あ、もしかして赤ちゃん返りかな?と思う時がありました。
- 私と2人っきりになった時におっぱいを吸いにくる(1歳で卒乳後一切おっぱい触らなかった)
- 1人でトイレに行かない
- 全てママしか駄目
おっぱいを吸われるままにしていたらいつの間にかしなくなっていました。
魔法の言葉がけをする
うちの場合は自尊心をくすぐる言葉がけが効果てきめんでした。
「さすがお兄ちゃん!」
「お兄ちゃんが手伝ってくれたから早く終わったよ^^」
「赤ちゃんはお兄ちゃんが一番好きだね、だって近くに来たら笑顔になるよ」
「お兄ちゃんの方ばかり見てるよ」
嘘ではなく、本当に赤ちゃんは息子のことが大好きなんですが。
しっかりと言葉にして伝えてあげることで、喜びが2倍になる息子(ちょろい)。
息子のグッズを買う
出産に当たって新しいベビーグッズはほとんど買わず。
息子のものを赤ちゃんに回すことが多いので、新しく息子のものを買いました。
ベビーカーにはバギーボードを設置🔽
🔽子供用の椅子を買い足し、今使っているスクロールチェアは下の子へ。
上の子優先は本当だった!
上の子優先は正直めちゃくちゃ大変です。
泣いている赤ちゃんを放っておくのは意外に精神にくるので、上の子に当たってしまいがち。
「赤ちゃん泣いてるから早くしてよ〜〜」と何回思ったことか。
でも優先した方が後々が楽なんだな、と言うことを産後3ヶ月で身にしみて感じています。
ベビーカーで3人で歩いていると
「ちょっとまって!赤ちゃんにチューするから!!」
とベビーカーを止めてまでチューしたがるのもご愛嬌。