混合育児で育てていると母乳がどれくらい出ているのか不安ですよね。
そんな時にベビースケールがオススメです!
授乳前後で赤ちゃんの体重を測ることで母乳量を正確に把握できるので、足しミルクの量を迷うことがありません。
産後ボロボロで寝不足の体に泣く赤ちゃん。
初めて育児は自信がなく全てが手探り状態です。
産後の大きな課題である授乳。足しミルクの量に迷いがないと、ストレスを減らすことに繋がります。
1人目、2人目ともに産後1ヶ月を過ぎて混合育児から完全母乳へ移行しました。
1か月まではベビースケールで哺乳量を測りながらミルク量を決める方法です。
母乳にしたかった理由はとにかくめんどくさいから。
母乳育児は母親の免疫が母乳に含まれ、ミルク育児よりも赤ちゃんの免疫力が高くなるというのも魅力ですが…。
- ミルク用品の持ち運びの手間がなく、外出が手軽にできる
- 洗浄や消毒の手間がない
ということが魅力的で、強く希望していました。
産後すぐは頻回授乳できる母子同室であれば、すぐに完全母乳に移行できたのかもしれません。
母子完全別室だったので、入院中の授乳回数は6回/日のみ。
入院中に完母にできるわけもなく、退院後に母乳とミルクの混合育児からスタートし、生後1ヶ月頃に完全母乳に移行しました。
個人的な見解ですが、育児に不慣れな人や曖昧なことが苦手なタイプ、数字が好きな人はベビースケールが合っていると確信しています。
ベビースケールの使い方について
ベビースケールを使う目的は大まかに2種類あります。
- 赤ちゃんの体重を把握する
- 母乳をどれくらい飲めているか確認する
生後1ヶ月の1ヶ月検診までは1日に20〜30g体重が増えていることが重要です。
ベビースケールで日々の変化を計測することで、どれくらい体重が増えているか把握することができます。
また、授乳前後で赤ちゃんをベビースケールに乗せ体重を測ることで、おっぱいをどれくらい飲んだか母乳量を把握できます。
ベビースケールが必要なのは赤ちゃんの体調管理や母乳量管理をしたい場合
母乳育児がうまくいっている人には不要!
タイプ別ベビースケールの選び方
ベビースケールは1g単位、5g単位、20g単位で計れるものがあります。
混合育児で授乳量を計りたい場合
授乳前と授乳後にそれぞれ体重を計り、差を出します。
授乳量がわかるとどれくらいミルクを足せばいいか(足しミルクの量)が計算できます。
(授乳後の体重)−(授乳前の体重)= 授乳量
生後間もない新生児は授乳時間が長くても飲んでいないことが多いです。
足しミルクの量を決めるために母乳量を計りたい場合は1g単位で細かく測る必要はありません。
ミルクは20ml単位でしか作れないので、1g単位で授乳量がわかってもあまり意味がないのです。
5g単位のベビースケールでしっかり足しミルクの量が計算できます。
\5g単位は購入がお手頃!/
わたしは2人目で20g単位のベビースケールを使用しましたが、誤差が大きく(最大で30g程度はでる計算になります)、足しミルクの量がわからず困りました。
細かく測れないと困ることもあるので、産後の入院中に母乳量を見ながらレンタルするのが良いかなと思います。
授乳量が少ない場合
母乳の出が悪かったり赤ちゃんの哺乳力が低いと、1gでも飲んでくれたら涙が出るくらい嬉しいですよね。
授乳量が少なくちょっとでも飲んで欲しい!!という方は1g単位で計れるタニタの授乳量機能付きベビースケールが便利です。
自分で授乳量を計算する必要がないので、少しでも負担を減らしたい産後のボロボロの体にはありがたい機能です。
\1g単位 はレンタルがオススメ/
体重を記録に残しておきたい場合
低体重出生児で母乳量を細かく図る必要がある場合は1g単位で計測できるベビースケールが必要な場合もあります。
多くの場合は5g単位で十分と思われます。
生後1ヶ月過ぎたら外出できるので、保健施設や役所の授乳室にあるベビースケールを使う手もあります。
また百貨店やショッピングモールの授乳室にもベビースケールが設置されていることが多いです。
レンタル以外にもベビースケールで体重を計る手段はありますので、お住いの地域でベビースケールがある所を事前に調べておくのもいいですね。
ベビースケールの使用期間について
ベビースケールは生後1ヶ月前後で不要になる人が多いようです。
母乳育児に不安がある方や子供が低体重で生まれた場合は、レンタル期間は3ヶ月あるとより安心です。
完全母乳に移行した後の生後2ヶ月頃ものすごく泣く日があり、母乳が出てるか不安になったのでベビースケールを使用しました。
購入しているとちょこちょこ使えるものです。
試用期間が短く、家にあると邪魔だと感じる方はレンタルがオススメです。
- 母乳育児できている→大人用体重計でOK
- 授乳できているが不安がある→5g単位のベビースケール購入もしくはレンタルがオススメ
- 授乳量が少ないが母乳に移行したい、今後も子供を産む可能性がある→1g単位ベビースケール購入
- 授乳量が少なく母乳に移行したいが、これ以上子供を産むつもりはない→レンタル
ベビースケールを使って良かったこと
母乳を飲んでないか不安にならないで済んだ
産後は不安の連続です。
泣いている理由を探すことに全力を尽くします。
オムツを替えて欲しいのか、お腹が空いているのか、ウンチが出そうなのか、ただ眠いだけか。
新米ママは特に理由がわからずあたふたすることが多いですが、ベビースケールでしっかりと母乳量を把握していれば「お腹が空いている」選択肢を自信を持って除外できます。
ベビースケールを持っていて1番良かったのは「精神的な安定」を得れたこと。
特に1人目育児では右も左もわからない状態。
ベビースケールは私の心の拠り所でした。測ってちゃんとあげてるから大丈夫!という心の余裕からか、産後うつにもならず穏やかな新生児期を過ごせたのです。
1人目出産のときはお手頃な値段のベビースケールがなかったのでレンタルしましたが、最近はお手頃で可愛いベビースケール(しかも5g単位で測れる!)が買えちゃうんですね。
5g単位で問題ない・置き場所がある・複数人子供を産む予定の方は購入した方がコスパは良さそうです。
ママの休む時間の確保
新生児はおっぱいを飲むのが下手で、体力もありません。
直母だと力がいるのですぐに疲れてしまい頻回授乳になります。
産後すぐの体が傷ついている状態でママも体力が十分でないので、完全母乳では頻回授乳に耐えられず疲弊していきます。
一方で、哺乳瓶は吸うのに力があまりいらないので、1回でたくさん飲めるメリットがあります。
ベビースケールで飲んだ母乳量を把握し、疲れる前にミルクを足すことで1回の授乳で赤ちゃんが満腹になることができます。
そうするとぐっすり寝てくれるので、次の授乳までママはゆっくり休めます。
デメリットもある
ベビースケールを使うことで母乳量にこだわりすぎる面もありました。
生後3週間ごろ、母乳量は80g、しかしミルクの規定量は100〜120mlとなっていますので、あと40ml足さなければ!と思ってしまいどんどんミルクを足していました。
実はミルクと母乳では栄養成分が違うので、全く同じ量を飲まなくても良いんですね。
産後の回らない頭では、そんなこと考えもせずとにかく120mlあげることが赤ちゃんにとって良いことだ!と盲信していました。
結果、1ヶ月検診では、1kg増えていれば良いところを1.6kgも増加。
危うくデブまっしぐらになるところでしたが、小児科の先生の指導で完全母乳へ。
2人目では反省を生かし、母乳量の正確さにこだわるようになるあまり、授乳、搾乳とミルクで1時間かかり逆に疲労がたまっていくようになってからは、ベビースケールは1日1回程度のみ使用に変更しました。
数日間は頻回授乳を覚悟していましたが、1回の授乳でしっかり飲むクセがついていたようで、1日7〜8回の完全母乳へスッと移行でき、ベビースケールはお役目終了。
だいたい1ヶ月弱で完全母乳となりました。
使うかわからないならベビースケールはレンタル一択
産前にベビースケールを購入する必要はありません。
赤ちゃんが生まれてこないことには赤ちゃんの哺乳力や体重の増え方が分からないからです。
できれば入院中に必要かどうか判断し、退院日前後に適切なベビースケールをレンタルもしくは購入するのがベストでしょう。
子供を何人欲しいかによって、ベビースケールを購入した方がお得になります。
自宅の収納スペースやベビースケールの必要性を吟味して、購入かレンタルかを検討してみてくださいね!