最近子供がご飯を食べなくなった!というご家庭で、実は子供の体に合わない椅子を使っていませんか?
我が家の3歳児が子ども用の食事イスを変更して、食事姿勢が良くなり、いっぱい食べる子になりましたのでご紹介します。
ちなみに最初に使っていたのはファルスカ。
買い替えたのは4000円程度のキッズハイチェアです。
4000円の出費で毎回の食事が楽しくなったので、かなり儲けものです。
- 食事中に席を離れるようになった
- 食事途中で遊び始める
- 椅子の上で立って遊ぶ
- テーブルの上に足を乗せる
- 椅子の上に足を乗せる
- 食べこぼしが多い
などなど食事の困りごとは色々ありますが、まずは食事用の椅子を見直してみることをオススメします!
食事イス変更前のこと
食事椅子変更のきっかけ
3歳から急に始まった遊び食べ。
もともと離乳食から幼児食まで特に問題のなかった息子が、3歳になり食事中に立ち歩いたり集中力が欠けたり、全体の食事量が減ったりしました。
ー息子の食事中の問題行動ー
- 食事中の立ち歩き
- イスの上に足を上げる
- 机の上に足を上げる
- 背もたれにもたれ遊んで食べない
- 一度に食べる量が少ない
そもそも食事が好きな子だし、保育園での問題行動はありません。
「これってうちの食事椅子が悪いんじゃないの?」
と思い始め、ネットサーチの末、幼児用の椅子を改めて購入しました。
変更前の椅子
離乳食の頃からファルスカのスクロールチェアをハイチェアとして愛用していました。
体が小さいうちは椅子とテーブルをセットで使い、1歳半頃からテーブルを取り外してダイニングチェアとして使用。
- ベルトが付いている
- お座りが安定する前から使える
- 食事机の取り外しができる
- 見た目が可愛い
体重が軽いうちは良かったのです。
息子が身長90cm、体重14kgを超えたため、座面の高さをキッズ用に変更。
中に入れる座面板が幅広いものになりました。
座面の広さが問題を引き起こします。
椅子の座面が広い問題点
椅子の座面が広すぎると、背もたれが遠くなってしまい、体が後ろに倒れます。
後ろに倒れるとテーブルのお皿が遠くなりますよね?
さらにファルスカの場合、幅が広いので横にもたれることもできません。
食事の途中で疲れても、横にも後ろにも休憩できる場所がないのです。
疲れたら休憩できないので、食べません。
遊びに行きたくなります。
座面がたわむ問題
ファルスカは布で座面ができているので、体重が重くなると徐々にたわんでいきます。
たわむと骨盤が後傾するので、食事タイムに体を前のめりにするのが辛くなります。
座面が固定されていないので、左右にもブレやすくさらに不安定な食事姿勢に。
- 座面が広すぎて子供の体のサイズに合わない
- 布なので体重が重くなるとたわみやすい
- 座面の板が少しずつ後ろへズレていく
- 細かい高さ調整ができない
これが長男が落ち着いて食事できなくなっていく原因だと考えました。
新しい食事椅子の選び方
今度こそ失敗したくないので、数ヶ月にわたってネットでリサーチを開始。
- 奥行きが広すぎない
- 足置きがある
- 座面の高さを調整できる
- 年長まで使える
- 掃除しやすい
- 失敗しても良いお値段
熟考の結果、ネットで購入したのは4000円ほどの幼児用のダイニングチェアでした。
木の感じとクッションがPVC素材で汚れにくい点が気に入って購入しました。
色はダークブラウン。
椅子を変えた結果
姿勢が良くなったのが分かりますか?
骨盤が後傾していたものが、しっかり前傾して食事しやすくなっています。
新しい椅子を購入し、食事態度が激変しました!
我が家の場合、食事用のイスが合っていないことが遊び食べの原因だったようです。
- 食事姿勢が改善した
- ダラダラ食べがなくなった
- 食事中の食べ歩きがなくなった
- 食事量が増えた→5ヶ月ぶりの体重増加
- 椅子の上で立ち上がることがなくなった
滑りにくく1人で乗り降りできないので、百均のイス用靴下を購入して滑りやすく改善しています。
高さ調整が簡単なのが嬉しい
高さの調整が簡単なので、細かい調整を気軽にできます。
足台程度だったら作業時間は5分程度。
イス買い替えの嬉しい副産物
イスの奥行が小さくなったので、見た目がすっきりしました。
嬉しい副産物でした。
学習イスを購入する選択肢も
小学校低学年のうちはダイニングで勉強させる予定なので、勉強できるこちらのダイニングチェアを買おうかと迷いました。
このチェアは
- 座面が高くなると奥行が狭くなる
- 高さが8段階で変えられる
- 小学生になって学習椅子として使える
のが良いところ。
我がやは小学校まであと2年以上あること、下の子も使う予定があることから幼児用のチェア購入に至りました。
- 食べなくなったのは環境の問題かも
- 成長に合わせて椅子の見直しを
- 家族計画に合わせた椅子の購入が◯
- イスは値段じゃない!
急に食べなくなった子はイスを評価しよう
食事イスは姿勢づくりに大事!
悪い姿勢で食事を続けると、悪いパターンが強化されていきます。
食べこぼしが多かったり、ムセたり、お汁茶碗をよく倒したり…。
日常よくあることでも実はイスが関係していることも多いはず。
特に3歳は体が大きくなってきて、以前の椅子が合わなくなる頃です。
食事姿勢のポイント
子どもが食事している様子を真横から見てみましょう。
- 目線(汁椀の中を覗くことができる)
- 体の角度(やや前傾)
- 背もたれとの距離
- 肘の位置(テーブルに自然とのる、肩が上がらない)
- 膝の角度(90°くらい)
- 足の位置(足板についている)
適切なイスの高さ
イスの高さが適切だと骨盤が前傾して自然と前腕を机に置くことができます。
<イスが高い>
- 座りが浅くなる
- 膝の角度が浅くなる(立ち姿勢に近くなる)
- 爪先立ちになる
<イスが低い>
- 肩が上がる(テーブルが高い)
- 太ももが座面から浮く
- 膝が深く曲がる
適切な奥行き
奥行が広すぎる場合は背もたれにクッションを入れると姿勢が改善します。
骨クッションを入れても改善するのであれば、椅子を変更する必要はないかと思います。
適切な幅
幅が広すぎても奥行きが適切であれば問題ないと思います。
食べない理由を探してみよう
成長するにつれ、ちゃんと食べなくなった子の一例として息子のパターンをご紹介しました。
正直、体重がここまで増えるとは思ってなかったので、私も驚いています。
子供に食事は大切ですね。
1日3回、トータルで1〜2時間は食事イスに座ることになります。
食事態度と姿勢の関係を甘く見ることなく、適切な姿勢をとれるようにしてみましょう!
もしかしたらママの困りごとが解決するかもしれません。