ライフプラン

常勤からパートに転職しました。意外なメリットとデメリット

育休から復帰後、子どもが2歳の時に働く事業所を変えました。

最初は常勤(時短)の転職活動をしていましたが、転職活動の結果、

常勤の時短勤務からパート(週30時間越え)へ切り替えをすることにしました。

  • パートでも産休・育休がとれる
  • パートでも有給休暇が発生する
  • 生活スタイルに合わせて勤務先を選べる

常勤になって失ったものもありますが、パートでも得たものは大きかったです。

常勤(時短)からパートへの転職

パートの労働条件、福利厚生

国民健康保険・厚生年金に加入できる!

勤務時間が週30時間超えると、国民健康保険や厚生年金に強制加入できます。

厚生年金と国民年金では、受け取り金額が倍ほど違います。

扶養に入るのは簡単ですが、高齢になった時の保険として厚生年金は自分で払っておきたい気持ちがありました。

貰えるかわからないと言われる年金ですが、払ってない人が払った人より貰えることはないでしょう。

常勤と同じ日数の有休が取れる

毎日6時間勤務であれば、有給も取れます。

入職後6ヶ月から10日の有給が発生します。

子供がいると突然の体調不良や通院などで休むことが多いので、有給日数は重要です。

パートでも育休産休を取ることが可能

2人目を考えていましたので、産休育休制度を利用できるのも大きな魅力でした。

産休育休制度を利用するには雇用保険への加入が必要です。

週20時間以上働くパートタイマーに対して、雇用保険の加入が義務付けられています。

子連れ転職のメリット

ママ理学療法士が転職することのメリットはどこにあるでしょう?

子どもに良い教育環境を選べる

妊娠出産前に選んだ住居は子育てにまったく向いてませんでした。

・交通利便性

・周辺の飲食店の多さ

・中心街へのアクセスの良さ(遅くまで飲みに行ける)

新婚当初から住み始めた住居は、子育てをすると状況が一変。

・子供の安全第一(交通量が少ない、治安がいい)

・小学校区

・静かで子供が遊びやすい環境(公園が多い、周囲に子供が多い)

という点を住居に求めるようになり、教育環境の良い場所を求めて転居に合わせた転職を決意しました。

住む場所に合わせて、働く場所を変えられるのは国家資格のもつ最大のメリットですね。

保育園利用が継続できる

パートになっても、今の保育園の退園を迫られるわけではありません。

第2子を考えた時に、勤務時間が短くなると保活の面から不利になります。

住んでいる地区にもよりますが、保育園への入園(特に1〜2歳児)競争率は熾烈を極めます。

多くの自治体が点数制を採用しており、勤務時間や家庭状況を細かく点数化していきます。

私が住む地区では週40時間〜、週30時間〜、週20時間未満と点数が下がっていきましたので、第二子を考えている今は30時間勤務のパートが必要でした。

パート転職のメリット

月給に差がなかった

これは理学療法士という職業柄でしょうか。

訪問リハビリではパートでも1500円〜2000円程度の時給が得られます。

正職員でも時給はその程度ですので、正社員で時短勤務をしていた時と給与面では差がありませんでした。

ただしボーナスがありませんので、年収は年間50万円程度から下がりました。

通勤時間の短縮

新居→保育園→職場の動線を考えて職場をチョイスできました。

毎日の保育園送迎が10分ずつ短縮され、少し楽になりました。

たかが10分ですが、毎日のことですので、人生の余裕を買った気でいます。

保育園の帰りにスーパーに寄ったり、公園に寄ったり。

息子が楽しそうにしてくれるのが一番嬉しいです。

庶務が減った

常勤で任される小さな書類仕事がなくなりました。

気持ちは楽ですが、これはデメリットのやりがいの消失にも繋がりました。

リハビリ業務に集中できるのは有難く、訪問リハビリが好きなことは変わりませんでした。

パート転職のデメリット

有給の日数がリセットされた

勤続年数が1から再スタートです。

有給15日/年→10日へ戻りました。

子どもがいて年間10日は結構キツイです。

最初の6ヶ月は減給を覚悟しての転職でしたが、幸い子どもが大きな病気にかからず、平和に過ごすことができました。

ボーナスがなくなった

お金大好きな私にとって、ボーナスは働く意欲です。

ボーナスがないのは本当に痛い!

大きな痛手ですが、家庭というチームで働いているため仕方がない…と思っています。

システム改善意欲が無くなった

責任ある仕事を任されなくなったため、庶務に対する意欲が激減しました。

この事業所を良くしたい!という一心で働いていた前職場と違い、どこかお客さん気分が抜けません。

時間を何に使うか=人生の何に重きをおくか

子育てをする段階になって初めて、理学療法士免許を取得して本当に良かったと思いました。

働き方も場所も自分で選べます。

サラリーマンの夫にはできないことです。

パートでもプライドをもって励むことで、リハビリの質を高めることができます。

時間は有限です。

自分のキャリアを考える時に「人生で何が大切なのか?」を考えて優先順位をつけることが重要です。

副業も盛んな現代において、パートという選択肢もアリなのでは!?と思います。

ABOUT ME
sasamaya
4歳と0歳の子を持つワーママ。 片付けられないことからシンプル生活へ。 実用性と機能性を兼ねたものが好きなリアリスト。時短大好き。