保育園入園が決まり、育休復帰日の日程調整が始まりました。
保活が終わってホッとする間もなく、育休復帰への準備がはじまります。
保育園グッズの準備や職場へのあいさつ…最後の平日ランチなどなど忙しいですよね。
その忙しい中でも押さえておくべきポイントがあります。
育休復帰前の職場面談のポイントって?事前準備や相談内容、伝え方についてでもお伝えしましたが、復帰前の面談内容ってものすごく重要なんです。
実は…
育休復帰日は月初がお得だということはあまり知られていません。
社会保険料の免除期間が違うので、月末に復帰するくらいであれば月初がオススメです。
職場面談までにこのポイントをしっかり押さえておきましょう!
育休復帰日は月初が良い理由
育休中の社会保険料の免除期間
育休期間中は社会保険料が免除されていることは知っていますよね?
実は開始月よりも終了月の設定に注意が必要です!
法律では…
育児休業開始月から終了予定日の翌日の月の前月まで(育児休業終了日が月の末日の場合は育児休業終了月)
と定められています。
注目すべきはココ!
育児休業終了日が月の末日の場合は育児休業終了月
育休終了が月末で、復帰日を月初に復帰すると復帰より前月の社会保険料が免除されるんです!
例えば…
4月30日に復帰した場合(4/29が育休終了日)
4/30の前月まで社会保険料が免除=免除は3月まで
となり、社会保険料は日割りできないので、4月分まるまるの保険料がかかってきます。
5月1日に復帰した場合(4/30が育休終了日)
5/1の前月まで社会保険料が免除=免除は4月まで
たった1日で数万円分の社会保険料(厚生年金と健康保険)が変わってくるとは…。
5/1に復帰すれば、社会保険料は5月分からでよくなりますので、お給料が少ない身にはありがたいですね。
社会保険料は日割りできない
社会保険料は基本的に日割りできません。
月末にその会社に所属していれば、社会保険料が発生します。
月半ばや月末に復帰する場合は社会保険料が引かれることを覚悟しておきましょう。
育休明けは何日までに復帰すれば良い?
自治体によって違います。
私の住む自治体では保育園の入園から1ヶ月以内に復帰することがいわれています。
復帰までに慣らし保育が必要
保育園の入園日はだいたい月初です。
慣らし保育が1〜2週間あり職場復帰となるのですが…。
会社の締め日によっては初月のお給料はかなり少なかったりしますよね。
復帰日を間違えると、お給料が少ない上、社会保険料はがっつり引かれることになります。
より良い育休復帰日を迎えるために
育休中に上司との面談をしよう
育休復帰日について上司と話し合いましょう。
- 締め日の関係
- 人材確保の問題
- スケジュール調整の問題…
などなど会社の都合もありますので、上司としっかり話し合いましょう。
会社の都合を優先しよう
個人の社会保険料が安くなることよりも、会社全体が機能することが優先。
あくまで育休復帰日は「月末よりも月初だったらいいな」程度の希望にしておきましょう。
目指すはスムーズな育休復帰
ここ重要です。
ワーママが目指すべきポイントは…
「スムーズな職場復帰」です!!
4/30に復帰になったとしても、良い労働環境が整うなら社会保険料くらい安い物。
権利を主張しすぎて御局様に目をつけられる…なんてことにならないよう、注意してください。
お得だからって周りに言うのはNG
「社会保険料が免除になるから月初めに復帰しました!」
「復帰するなら月初が良いよ!!」
なんて職場の人に話さないようにしましょう。
壁に耳あり障子に目あり…。
どこで反感を買うかわかりません。
会社も社会保険料の免除期間を知らないかも
育休中の社会保険料は会社側の負担も免除されています。
月初に復帰すると「会社の負担も軽減する」ということを会社も知らないことが多いです。
上司との面談でそれとなく社会保険料免除の話を伝えてみても良いかもしれませんね。
月末日より月初がおすすめ!
- 会社の都合優先
- 他の人に言わない