断捨離ででた古着をしてようとしている人…ちょっと待った!!
その古着、誰かの命を救うかもしれません。
古着deワクチンというサービスを使えば家にいながら古着をワクチンに変えることができ、発展途上国の雇用創出もできるんです。
古着でも結構きれいで、古着屋で売っても大した利益にもならない服って結構あるんですよね!
お店に持ち込んだり、梱包や送付の手間を考えるだけでめんどくさくなって、結局部屋に仕舞い込んでいる人も多いはず。
そんな古着が発展途上国のワクチンや雇用創出につながるサービスがあると知っていますか?
古着でワクチンは専用キットに古着や鞄を合計25kgまで詰めることができます。
家に専用キットが届いて、集荷も自宅まで来てくれるのでとっても楽チン。
自分は服を仕分けする作業に注力できるので、片付けがサクサク進みます。
実際に使ってみて部屋だけじゃなく心もスッキリ。
この記事では、「古着deワクチンって何?」という方のために
- 古着deワクチンの仕組みや注意点
- 実際にやってみたレポ
- やって良かった点
を解説します!
\今すぐ申し込みたい人はコチラ!/
古着でワクチンってなに?
古着deワクチンは注文するだけで、一口につき5人の命を救うことができるサービスです。
家に眠っている古着が発展途上国の支援につながるとSNSで話題を呼び、女性誌などにも取り上げられています。い
もう着ないけれど捨てるには忍びない服。
普段は捨てられなくても誰かの役に立つと思えば、サッと手放せるもの。
お部屋も心もスッキリできるサービスだと口コミも上々です。
古着deワクチン公式HPはこちら(口コミ多数!)
- 国内の障害者雇用の創出
- 発展途上国での古着の選別・販売(現地雇用の創出)
- キット1口につき5人分のポリオワクチンを寄付
キット1口の申し込みに3300円の負担が必要ですが、普段手放せないものも袋に詰められるので捨てられない人にオススメです。
ポリオワクチンとは?
2020年初頭からのコロナ騒動でワクチンの重要性を再確認しましたよね。
私自身、日々の何気ないことも伝染病が流行らないからこそできていたと実感しました。
ポリオワクチンは日本では乳幼児のうちに無料で接種することができ、1980年以降国内でのポリオ感染者は出ていません。
ポリオは、人から人へ感染します。
ポリオは、ポリオウイルスが人の口の中に入って、腸の中で増えることで感染します。増えたポリオウイルスは、再び便の中に排泄され、この便を介してさらに他の人に感染します。成人が感染することもありますが、乳幼児がかかることが多い病気です。ポリオウイルスに感染すると手や足に麻痺があらわれることがあります。
ポリオウイルスに感染しても、多くの場合、病気としての明らかな症状はあらわれずに、知らない間に免疫ができます。
しかし、腸管に入ったウイルスが脊髄の一部に入り込み、主に手や足に麻痺があらわれ、その麻痺が一生残ってしまうことがあります。ポリオとポリオワクチンの基礎知識について(厚生労働省HP)より引用
日本では完全に封じ込められているポリオですが、まだまだ発展途上国では流行している病気です。
感染することで手足に麻痺が残る人が増えてしまうんですよね。
命を落とす人もいますし、一定数は後遺症が残る恐ろしい感染症です。
- ポリオはウイルスが脊髄に入ると、手足に麻痺が残ったり、場合によっては命を落とす怖い病気です。日本では1960年に5,000人以上の患者が発生する大流行になりましたが、その後のワクチン接種の徹底で1980年の1例を最後に新たな患者は出ていません。しかし、依然として南西アジアやアフリカなどでは流行しています。そこで「古着deワクチン」では、ミャンマー、ラオス、ブータン、バヌアツの子どもたちにワクチンを届けています。
古着deワクチンでは生ワクチン(飲めるワクチン、注射が不要)を発展途上国に送っています。
注射だと摂取に専門家が必要ですが、飲むタイプのワクチンだと手軽に摂取できるんです。
1キットの申し込みで5人分、さらに口コミの書き込みでプラス1人分。
Facebookなどでシェアするとさらにプラスとなります。
古着deワクチンだけじゃない
古着の仕分けは発展途上国で現地の人によって行われ、現地の雇用を生んでいます。
さらに専用キットの送付は国内の障害者雇用を生んでいます。
雇用の創出にも役立てるサービスなんです。
古着deワクチンに入れられるもの
おうち時間で断捨離をした人も多いのでは?
古着でワクチンは古着だけでなく、バッグやアクセサリー・靴も対象にしています。
そのかわり、衣類でも下着や靴下・タイツは不可です!
衣類、バッグ、靴、帽子、ベルト、サングラス/伊達メガネ、未使用品の贈答用のタオル、アクセサリー、ネクタイ、マフラー、ストール、スカーフ
- 紳士服、婦人服、子供服すべてOK
- 衣類は洋服以外にも、着物、ユニフォーム、作業着、スキーウェア、ベビー服も含まれます。ロゴが刺繍されていたり書かれていても可。スーツは上下バラバラでも可能
- 贈答用のタオル・寝具も可(未使用品に限る)
- 度の入ったメガネ、老眼鏡は不可
- バッグはランドセルもOK
- 靴はブーツ、長靴、サンダル、上履きもOK
入れられるものが思っていたより多かったので、不要な子ども靴やアクセサリーも追加しました!
逆に入れようと思っていた寝具は未使用に限られていたので、入れられませんでした。
使用済みの寝具・タオル、食品、電化製品、下着、ハンガー、台所用品、本、現金、靴下・タイツ、シミ・汚れ・破損のひどいもの
現地で仕分けするとのことなので、専用キットは日本で開けずにそのまま輸送されるはず。
現地でゴミになってしまっては本末転倒なので、入れられるものはしっかり確認しましょう!
服の行き先
- 送った服は主に、東南アジア・中東・アフリカ、冬物はアフガニスタン、
パキスタン、タイ北部の寒い地域で再利用されています。だから夏服でも冬服でもOK! 発展途上国の現地雇用で仕分けされた後に販売されるそうです。
負担金について
1キットにつき3300円の負担が必要です。
これは送料や手数料込みの値段で、古着の輸送量にかなりの金額が使われるのでは?と予測しています。
後にも述べますが、輸送コストも含まれたサービスです。
純粋にワクチンで発展途上国を支援したいなら、3300円を全額募金する方が手っ取り早いかもしれません。
古着deワクチンをやってみたレポ
古着deワクチンは公式HPから簡単に申し込みできます。
専用キットはポストに届く
専用キットは薄いダンボールに包まれていて、自宅のポストに届いていました。
▼開封前
▼折りたたんだ状態で届きます。すでに宛名書きされた返信用の送り状まで!(娘の手が写り込んでいます。)
▼詳しい説明付き
▼専用回収キットはたっぷり20kgまで詰められます。
破れにくいクラフト紙を使用しているので、25kg程度までは問題なく耐えられる強さがあります。
多少水に濡れても大丈夫とのこと。
45Lゴミ袋2つ分詰めました
私が詰めたのはコチラ、断捨離でために溜まった服たちです。
ゴミ袋2つ分。
- 服(下着以外)
- マフラー、ストール
- ベビー服
- 子ども靴(お下がりで使わなかったもの)
- カバン
- アクセサリー
服以外にもアクセサリーや鞄なんかもOKとのことでしたので、入れてみました!
▼1番下はしっかり丁寧に詰めていくと崩れにくいです。これで1/3くらいです。
▼靴も入れてみました!まだ使える幼児靴。使っていただければと願いを込めて。
▼20分ほどで終わりました!
▼集荷の連絡先もわかりやすいので詰めてすぐに集荷依頼!
私がしたことは申し込みと梱包だけ!
段ボールを用意したり、宛先を書いたり、集荷依頼の連絡先を調べる手間もありません。
\詳しくはHPにて!/
捨てるのはもったいないからやっぱり捨てられない!
使える服をゴミにするのは気が引ける…
という方に、古着でワクチンをおすすめします。
思った以上に手放せる
古着でワクチン、断捨離に最適です!
というのも…。
「誰かの役に立つかも」と思うことで、普段捨てるのに躊躇するものでも簡単に手放すことができるんです。
3300円のキットで45Lのゴミ袋2つ分の衣類が余裕で入ります。
梱包できるサイズであればスーツケースなども送れるとのこと。
不用品がワクチンになってどこかで子供の命を救っている…そう思うだけでなんだか気分も晴れやかになりませんか?
\部屋も心もスッキリしたいなら/
古着でワクチンの注意点
素敵なサービスの古着でワクチンせすが、注意点があります。
古着でワクチンは期限がある
3ヶ月以内に集荷してもらう必要があります。
断捨離が終わってないのに申し込みをしてしまうと、ダラダラと片付けてしまい、そのうち期限が切れてしまう可能性があります。
断捨離がある程度終わった時点で申し込みした方が良いと思います。
ものを捨てる際にはわたしはこんまり先生著書通りに手放していきます。
ものに対する考え方が変わりますので、片付けられない人はぜひ一度目を通してみては。
ワクチンに使われる寄付金は少ない
古着deワクチンの負担金は3300円ですが、実際にワクチンに使われる金額は多くありません。
UnicefのHPによると経口ポリオワクチンは10回分で147円
古着deワクチンでは5人分のワクチンになりますので、3300円のうち75円程度しかポリオワクチンに使われていないことになります。
純粋にポリオワクチンの寄付をしたい!という場合は3300円全額で224回分のワクチンを届けることができます。
この場合は古着を無理に集めるよりは、募金の方が良いかもしれません。
とはいえ、発展途上国の雇用や国内の障害者雇用にも一役買っているサービスですので、やる価値はあると思います。
それに…ワクチンはたった5人分かもしれません。
でも、感染症の恐ろしさを知っている私たちは救える命は5人以上であることが分かるはずです。
一度送ったものは戻ってこない
間違えて必要なものまで送ってしまった!という場合でも、返却されません。
この辺りは梱包された専用キットをそのまま海外に輸送するシステムだからだと思います。
バッグや服のポケットに貴重品が入っていることが多いそうなので、必ずチェックしてから送付しましょう!
まとめ
ザクッとまとめます。
サステナブルでワクチンの寄付ができて雇用も創出。
そして自分の部屋も心もスッキリ。
とっても良いサービスでむしろ今まで捨てた服にごめんなさいの気持ちがたっぷりなくらいです。
古着deワクチンをオススメしたい人
古着deワクチンは誰かを支援しているようで、大部分は自分のためです。
いかにも募金!支援!ときばらなくて良いサクッと感が爽やかさすら感じるサービスです。
- 勿体なくて捨てられない人
- 使わない服を買ってしまう人
- メルカリとか面倒くさい人
- 募金してみたいけど何をしたらいいか分からない人
今まで寄付や募金に興味ありつつ、できなかった人たちにこそマッチしているんじゃないでしょうか?
やって良かった点
個人的にやって良かったのはこの辺り。
- 部屋が片付いた
- まだ使えるものを捨てなくて済んだ
- 途上国支援に興味が湧いた
- 自分でも支援に参加できると実感した
- また次もやってみたいと思えた
募金や寄付をする方ほど褒められる行為ではないかもしれません。
でも心理的なハードルは低くて、とても素敵なサービスだと思います。
不要物を買わないのが1番ですが、また古着が増えてきたらぜひ次回も利用したいです!