離乳食って適当でもだいじょうぶなの?と不安になっているママに朗報です。
離乳食、適当でも…なんとかなります!!
<適当離乳食はこんなママにオススメ!>
- あんまり細かいことを気にしたくない
- 離乳食は最低限安全であれば良い
- 離乳食はストレスフリーで乗り切りたい
- 子どもが離乳食食べないけど、いつか食べるでしょと思っちゃう
離乳食はテキトーで行きたいのに、周りのママが頑張ってるから「自分も頑張らないと…」と焦っていませんか?
適当離乳食は全然悪いことじゃない、と私は強く言いたい!
むしろ…ママが笑顔でストレスフリーな離乳食期を過ごすことができる素敵な考えです。
離乳食中期でワーママとして職場復帰、毎日5分で離乳食の準備をしていました。
この記事ではテキトーでもしっかり鉄分がとれるお手軽食材とテキトー離乳食のポイントをご紹介します!
\小食っこにぴったりな離乳食/
離乳食は適当!でも鉄分を摂る方法
適当でも大丈夫と言いまくってますが…やっぱり気になるのは栄養面です。
適当母さんでもやっぱり子供の成長に影響がない?って不安になりますよね。
こちらの本を読んで勉強しました。
とにかく生後6ヶ月から鉄分を少しずつ摂ること!
生後9ヶ月にはしっかりと食事から鉄分を摂るのが理想です。
適当離乳食のために!0歳児が必要な鉄分量を知ろう
お腹の中で貯めていた赤ちゃんの鉄分が不足し始めるのは、生後9か月から。
摂取した鉄分が貯蔵されるのに3か月かかるので、生後6か月から鉄分をとるのが望ましいと言われます。
0歳児(生後6~11か月)の鉄分推奨量 | |
男児 | 5.0mg/日 |
女児 | 4.5mg/日 |
いうのはカンタンなんだけど…
そもそも小食なのに、鉄分なんて取れるわけがないですよね。
適当離乳食:鉄分は赤ちゃんの好きなものにちょい足し
離乳食の鉄分といえば、レバーペーストが代表的。
赤身の魚や肉、レバーを取り入れる
17年策定分の厚生労働省の離乳食ガイドにも書いてあります。
でも肉やレバーを嫌う赤ちゃんも多いですよね。
▼ここから、肉嫌いの赤ちゃんでも食べれる鉄分入り食材をご紹介していきます。
大豆製品には意外にも鉄分が入っています。
▼きな粉は国産のものがオススメ。
きな粉(小さじ2)の鉄分量は0.9mg
大好きなバナナヨーグルトに混ぜて毎日食べています。
きな粉小さじ2食べるだけで、1日に必要な鉄分量の10%くらいになる計算です!
ひきわり納豆はお手軽なタンパク源になります。
少し粘り気があるので、お野菜と混ぜてとろみの代わりに使うこともできます。
▼ひきわりは冷凍保存がオススメ
ひきわり納豆(大さじ1)の鉄分量は0.5mg
- 野菜と混ぜて納豆和え
- おかゆに混ぜる
- おやきに入れる
などバリエーションが多く使いやすいタンパク源です。
おやつは鉄分たっぷりなものを選ぶと鉄分量がかなりアップします!
ひじき煎餅(1袋)鉄分量は2.0mg
なんと1日の必要量の40%以上もとれてしまう!優秀なおやつです。
急におかゆを食べなくなった娘ですが、ふりかけをかけるとパクパク食べます!
和光堂さんのふりかけソフトは幼児食になった今でも愛用しています。
たった3gでこの鉄分量は優秀すぎ。
ふりかけ1食分(3g)鉄分量は2.0mg
昔と違って、離乳食初期から少しずつあげてもOKな卵黄。
実は卵黄にも鉄分が含まれています。
卵黄(大さじ1)鉄分量は0.9mg
レバー入りのレトルト離乳食がいっぱい売られています。
小食には多すぎて勿体無いという欠点が!
小食さんにはカインデストのパウチがオススメです。
▼ちょっと使って冷蔵保存できる。
上の写真は初期なんですが、離乳食中期のカインデストは鉄分たっぷり!
1パックの鉄分量が2.4mg〜13.8mgと超優秀。
離乳食のことを一切考えたくない日はカインデストを使っていました!
▼お試しセットは定価のほぼ半額
カインデストのレビューも書いてます。
離乳食は適当でいい!最低限のルールだけ抑えよう
まずは最低限のルールについて説明していきます。
離乳食を適当で済ませているママって2人目以降が多いんです。
なぜかって?
1人目離乳食の経験から「なにが危なくて」「なにを避けるべきか」わかっているんですよね。
適当離乳食の注意点はたったの3つ!
3つのポイントさえ押さえておけば、笑顔でいっぱいの適当離乳食ライフを送ることができます。
- 便秘しないこと
- 喉に詰まらせないこと
- アレルギーを起こさないこと
適当離乳食の注意点① 便秘しない
離乳食を適当にしすぎて、急に母乳を飲む量が減ったり水分が足りなくなると赤ちゃんが便秘をすることがあります。
うんちのチェックポイント
- 2~3日に1回はウンチしているか
- ウンチがカチカチになっていないか
- ウンチを苦しそうにきばっていないか
- お腹が張っていないか
- 吐き戻しが増えていないか
- 機嫌は良いか
テキトー離乳食に赤ちゃんのウンチの状態確認は必須です。
便秘→水分を多めにする(5倍がゆ→7倍がゆに変更、お茶を増やすなど)
下痢→量を減らす、おかゆをさらに柔らかくするなど
適当と言いつつも、2人目ママさんは赤ちゃんのウンチを見ながら進めています。
便秘や下痢になってしまったら、離乳食を1段階戻してみましょう。
大人でも胃腸が弱ったら、柔らかいものを食べるのと一緒です。
適当離乳食の注意点② 食物アレルギーを起こさない
離乳食がめんどくさいママは7大アレルギー食品を賢く避けましょう!
7大アレルギー食品とは
重篤度・症例数の多い7品目について、省令で表示が義務化されている食品のこと
卵・牛乳・小麦・そば・落花生・エビ・カニ・甲殻類が含まれる
卵・牛乳・小麦・そば・落花生・エビ・カニ・甲殻類を避けるように食材を選びます。
さらに0歳児に限っていうと食物アレルギーは3食品だけ気をつけれ大丈夫です。
実は0歳児の食物アレルギーは99%が卵、牛乳、小麦で占められているんです。
🔽日本の0歳児の食物アレルギー食品別の割合
卵 | 49.6% |
---|---|
牛乳 | 32.8% |
小麦 | 16.8% |
アレルギーを起こしやすい食材を覚えておきましょう。
他の食材をもっと気軽に使うことができます。
適当離乳食の注意点③ 窒息しない
離乳食はなぜ全てドロドロで、柔らかい食材なのでしょうか?
赤ちゃんの飲み込む力が弱く、窒息するリスクが高いからなんです。
喉に詰まる・ムセることのないように離乳食を進めましょう。
注意する食材
- 固すぎるもの
- 大きすぎるもの
- サラサラすぎるもの
噛んだり飲んだりができない赤ちゃんには、固すぎたり大きすぎる食材は危険です。
窒息して命に関わることも。
とにかく食べ物は柔らかくしておけば問題ありません。
安心してください。
裏ごし器やすり鉢を使わなくても簡単に使える食材があります。
注意点3つをもう一度おさらいしておきましょう!
- うんちの状態をちゃんと確認する
- 喉に詰まらせないようなカンタン食材を選ぶ
- アレルギーが出る食材(主に卵・小麦・牛乳)だけは慎重にする
これが”適当”の極意です。
便秘・誤飲・アレルギーに気をつけていれば、ラクチン適当な離乳食ライフの始まりです!
離乳食が終わって思う、適当でもだいじょうぶだったこと
娘が1歳になり、離乳食期がほぼ終わりました。
思えば出だしから「あれれ?」と思うほど食べなかった娘。
生後11ヶ月まで離乳食中期レベルしか食べなかったのが、歯が生えたと同時にモリモリ食べるようになりました。
離乳食は適当!やらなくて良かった頑張ること
適当な離乳食!ごっくん期(初期)のヘビロテ食材
離乳食初期〜中期はまだ飲み込みが上手くありません。
食べる量が少なかったり、日によって食べなかったり…。
裏ごしいらず電子レンジOKな離乳食のズボラ食材を見つけましたので、ご紹介します。
めんどくさい離乳食初期ですが、食材をうまく選べば裏ごしや擦ったりする必要はありません。
うまく力を抜いて離乳食初期を乗り切りましょう。
ごっくん期(離乳食初期)とは生後5〜6ヶ月ごろの離乳食を指します。
時期 | 首がすわってる・支えたら座れる・食べ物に興味を示す |
---|---|
形態 | 滑らかにすりつぶしたポタージュ状 |
ポタージュ状にするには、裏ごしをしたりすりつぶしたり…大変ですよね。
裏ごしの要らないラクな食材をドンドン使っていくのがオススメです!
めんどくさい初期に頑張りすぎなくても、そのうち赤ちゃんの噛む力や飲み込む力が自然とついてきますので大丈夫!
離乳食初期のヘビロテ食材
離乳食初期はそんなに食べられる食材は多くないですよね。
「いっつも同じもの食べてるな〜」と思いながら適当に離乳食をあげていました。
食材を増やすことも大切ですが「食事を楽しむことを教えてあげる」のもとっても大切。
がんばらなくて良い食品を選んで、ママも楽しく初期を乗り切りましょう!
焼き芋
スーパーの入り口に売っている焼き芋は、1本150円程度で安く手に入れられて嬉しい食材です。
焼き芋は素材の味そのままなので、離乳食にめちゃくちゃ使えます。
調理方法:①買ってくる ②割る 以上!
私は、焼き芋しかあげていない日もありました。
甘くて美味しいから、娘の食いつきも良いんですよね〜。
皮に近い部分は繊維(すじ)が多いので、赤ちゃんには食べにくいです。
裏ごしをすっ飛ばすのであれば、真ん中のねっとりした部分をあげてくださいね。
超初期の場合はお湯でうすく延ばしてあげると食べやすいですよ!
かぼちゃ
カボチャはお芋と同じで、甘みがあって赤ちゃんが大好きな食材です。
繊維が少ないので、フォークやスプーンで潰してそのままあげられます。
汁けの多いスープに溶かすとドロッとするので、とろみ代わりにも!
調理方法:①少し水を降ってラップで包んでレンジで2〜3分温める
②フォークでつぶして滑らかにする
ねっとりしすぎている場合は、カボチャにお水を足して延ばしましょう。
🔽電気圧力鍋の蒸し機能で大量にストック。残りは大人のカボチャサラダに。
バナナ
バナナはママの心強い味方!
赤ちゃんはバナナが大好き。そして剥くのが簡単で調理の手間いらず。
「離乳食のために生まれてきたのかな?」という魔法のくだものです(言いすぎ?)。
さらに…持ち歩きに対応しています。
慣れてきたら皮をむいてスプーンですくってそのまま食べさせることもできます!
食パン
食パンは小麦アレルギーに注意が必要ですが、使えたら心強い味方になってくれます。
超熟は卵不使用なので離乳食にオススメです。
パンがゆはおかゆよりも調理の手間が少なくてラクチン。
調理方法:パンの耳を除いて、お湯にとかすだけ!
お湯に溶かすだけでフニャフニャになるので、すごく使いやすいです!
野菜や豆腐の水分で食パンをふやかすと、白湯を用意する手間もいりません。
🔽右がパンがゆ。豆腐、野菜と和えています。
ただし小麦はアレルギーを起こしやすいので、最初は小さじ1杯から。
少しずつ食べる量を増やしていきましょう!
絹ごし豆腐
絹ごし豆腐は離乳食初期の主なタンパク源です。
滑らかで飲み込みやすく、調理の手間も少ないのが嬉しいですよね!
食べにくそうな場合はどろっとした他の食材(カボチャペーストやサツマイモ)などに混ぜてしまいましょう!
調理方法:豆腐をレンジで20秒ほど温める
絹ごし豆腐の裏ごしが必要と私が知ったのは、離乳食初期が終わってから。
絹「ごし」ってこしてあるんじゃ…?
とろみのもと&野菜ペースト
とろみは片栗粉を使うとめんどくさいので、和光堂の「とろみのもと」を使っています。
とろみをつけると飲み込みやすいので、よく食べてくれます!
でもとろみのもとはなくても大丈夫!
とろみって主成分がでんぷんなんです。
でんぷん質の多いカボチャ・さつまいも・じゃがいもがとろみの代わりに使えるんですよ!
粉末タイプのお野菜ペーストを汁けの多いものにプラスすると、簡単にとろみがつけられて栄養アップです。
「少し野菜が足りないな」という時に使える小ワザです。
かぼちゃ・じゃがいも・さつまいもを溶かすだけで簡単にとろみがつく!
出汁
実は離乳食初期から出汁は使えるんです。
出汁はかつおだし、昆布だし、合わせ出し、なんでも大丈夫です。
かつおは動物性なので、アレルギーに少し注意が必要。
やはり少量から上げていきましょう。
出汁を入れてあげると食いつきが変わります!
昆布と干し椎茸を水につけるだけの簡単だしを作って、ストックしています。
調理方法:1Lの水に昆布(10×5cmくらい)と干し椎茸を入れて12時間放置
余ったら製氷皿でフリージングしておきます。
キューブ一つが大さじ1になっているので、次から計量の手間なし!
大人用のスープに入れても美味しいし、干し椎茸は刻んで別の料理に使えます。
作る時は小さいお鍋にポイポイ入れて、電子レンジでチン。
🔽だしキューブ+野菜キューブ+とろみのもとで野菜スープの完成
他にも「野菜キューブ+豆腐+だしの素→白和え風」なんかもできますよ〜
味噌汁からのとりわけがオススメ!
とりわけ離乳食については離乳食がめんどくさい!ベビーフードを使うより楽にできた離乳食の進め方でも詳しくご紹介しています。
味噌汁用に野菜をクタクタに煮ておいて、離乳食分をとりわけた後に味つけするだけ!
大人用のご飯もできますし、多めに作ればストックにもなります。
圧力鍋や電気圧力鍋を持っている人は離乳食に使えますので、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね!
以上、初期の適当離乳食に簡単に使える食材をご紹介しました!
離乳作りは適当でOK!ママの笑顔がスパイス
離乳食初期って回数も少ないし、終わってみればあっという間です。
平日5回×8週間で40回くらいしか新しい食材を試せるチャンスがないんです。
だから無理してめんどくさい食材にチャレンジする必要はありません。
簡単な食材でちょっとずつ食べる量やモノを増やしていって、歯が生えてきたりモグモグが上手になったらステップアップしていきましょう!