息子が3歳5ヶ月のとき、生まれて初めてトイレでウンチに成功しました!
トイレでうんちができない子の親はとても不安ですよね。
- このままできなかったらどうしよう…
- 小学生になってもトイレでできない子がいるらしい…
- 2歳でできてる子もいるのに…
- もうちょっとトイトレを真剣にやってれば…
など考えてしまいます。
3歳児検診(3歳3ヶ月)で保健師さんに相談しても「男の子は多いですねぇ!いつかはできるようになるから大丈夫」と一言だけ!
具体的なアドバイスとか、発達の具合でどう変わるかとか聞きたいんですよね。
<トイレでウンチができるようになるステップ>
- 子どものトイレへの理解を促す
- 外部環境を整えてあげる
- トイレの意欲を高める
- 子どもの準備が整うのを待つ
を我が家では実践しました。
この記事では、息子がトイレでウンチできるようになる前に親が工夫したことを詳しく紹介していきます!
トイレでウンチ!親が子どもの理解を促す
親が焦っても怒っても、トイレトレーニングは進みません。
怒ること、無理やりさせることなくトイレに行けたら一番良いですよね。
ある程度の理解力がでてきたら、トイレでウンチをすることを少しずつ教えていきましょう。
<ウンチができる前段階>
- ウンチはトイレですることを理解する
- ウンチが出る前に報告できる
- トイレまで便意を我慢できる
理解を促すために、絵本やアプリ、動画などはかなり有効でした。
絵本読み聞かせ
親は子育てのプロではありません。
でも絵本作家さんはプロですよね。
「さすがプロ!」と唸るようなウンチに馴染みやすい本がたくさん売られています。
2〜3歳は、まだまだ言葉だけでは理解が難しい年代。
絵本を読むことで、ウンチはトイレですることを視覚的に楽しく覚えることができます。
絵本を活用すると子育てが楽になります!
これは図書館でたまたま見つけた本ですが、めちゃくちゃハマりました。
あまりにハマったので、結局購入したほどです。
色々な動物がいろいろなウンチがすること。
生き物は食べるからウンチをすること。
そして人間はトイレでウンチをする様子が描かれています。
親のトイレを見せる
実は今まであまりトイレを見せてなかったのです。
恥ずかしいというか、親の心理的にハードルが高かったので…。
子供の中に「うんち=汚い」という考えはなかったみたいで、初めて見たときはおかあちゃんしゅごいねぇ!がんばったねえ!と本人は感動してました。
親がしていることを真似て大きくなる子供。
親の様子を見せるのが一番なようです。
親の希望を伝える
- ウンチはトイレでして欲しいと伝える
- オムツを使わなくなったら私(母親)が楽なことを伝える
- 怒らない
を徹底し、何を求められているのか?を分かりやすく伝えました。
「オムツがとれたらお母さんは嬉しいな」
「トイレでウンチが出来たらお尻フキフキするだけでいいから、お母さんは楽だな」
といった風に「親が」という所を強調しながら伝えていきました。
ポイントは怒らないこと。
ウンチをオムツでしようとトイレでしようと本人にはメリットがないのです。
トイレでウンチをして欲しいのは、あくまで親の希望。
親が楽になりたい、できるようになったら嬉しいと率直に伝えました。
アプリの活用
トイレに長く座れない、トイレへの誘導が難しいという子にアプリの活用がおすすめです。
うちの息子は便意があるときにトイレには絶対行きませんでした。
アプリを見せても楽しんでいるだけ。時間がかかるだけ。
アプリが実際の生活に繋がるかどうかは子供個人の性格にも左右されそうです。
トイレ環境を整える
足台の設置
ウンチが出やすい姿勢を知っていますか?
直腸の角度は少し傾いており、股関節を深く曲げるほうが排便しやすくなります。
大人も同じで、実は洋式よりも和式トイレの方が排便しやすい姿勢になり、便秘しにくくなります。
体の小さい子供は特に足踏み台は必須!
洋式トイレでも足台を用意することで、深く足を曲げることがができ、便が出やすい姿勢になります。
足台を設置すると乗り降りも一人でできますし、便利です。
ポイントは横幅のある足台をを選ぶこと。
親のトイレにも邪魔にならないので、いちいち設置する手間がなく子供の自立に役立ちます。
木目調で子供が大きくなった後は玄関の足踏み台にも使えるものを使えば、トイトレ終了後の使い道もありベターですね。
便座
便座はトイトレ開始のタイミングで購入済の人も多いですよね。
我が家は1歳の時に前にハンドルのあるコンビの補助便座を使用。
ハンドルは不要になればすぐに取り外せます。
自立を目指すならハンドルなしで足台設置が◎
お下がりでアンパンマンの補助便座をいただきましたが、壊れて鳴らなくなっていたのと、トイレで遊び出すと困るため、使用せず、シンプルなものを選びました。
トイレの意欲に刺激を与える
うんちができるお友達と遊ぶ
お友達と遊ぶと劇的に成長することありませんか?
うんちができる同じ年もしくは少し上の学年の子と遊んで、競争心を刺激しましょう。
共働きのため、休みの日に友達と遊ぶ機会が少ない息子ですが、友達と遊んだ2日後にはウンチができるようになりました。
お友達と遊ぶたびに何かできるようになる息子。
もうちょっと他の子と遊ぶ機会を作ってあげないとなぁ〜と思いつつ、出不精がたたって家の近くの公園で親子で遊ぶ日々です。
うんちができたらご褒美があると刷り込む
本当はあまり良くないのかもしれませんが(笑)
ウンチができるようになると、楽しいことが待っている、お姉ちゃん・お兄ちゃんになれる、などポジティブなイメージを刷り込みましょう。
あまりおもちゃを買わないのですが「プラレールの新快速がほしい!」と言ったときに、じゃあウンチがトイレでできたらね!と約束しました。
姉がウンチがトイレでできるならとまりにきていいよー!と行ってくれたので、がんばったら大好きな従兄妹の家に泊まりに行けるよーー!と吹き込みました。
- 大好きなプラレール買ってあげる
- 従兄妹の家に泊まりにいける
- かっこいいお兄ちゃんになれる
繰り返し息子に伝えていきました。
我が家のトイレでウンチまでの道のり
3歳になる直前に日中のおしっこは完璧にできるようになった息子。
やり方はショック療法に近く、1回の週末だけでおしっこは完璧にできるようになりました。
ただ、ウンチは立ったまま、決まった場所でしかできない…!
ウンチしたくなると自分でおむつを持ってくるようになりました。
半年後、いきなり「うんちできるんじゃない?」と声掛けすると、いきなりできるようになったのです。
- 前の週からトイレ用に足台を購入、使用していた
- 2日前に4歳の女の子と遊んだ
この2つがきっかけになったのでは?と思っています。
息子スペック
- 2歳11ヶ月でおしっこはほぼ自立
- トイレでウンチは生まれてから1回もできてない
- 3歳3ヶ月頃より家以外でウンチしない(完全に我慢できるようになっていた)
- 1歳すぎからうんちは絶対に保育園でしない、母親の前でしかしない
- ウンチの時にトイレに誘うが断固拒否
ウンチは我慢できるんです。
じゃあトイレでやれよ!と思ってたんですが、怒ってもダメ。
諭してもダメ。
最終的に自分でオムツを持ってきて履き替えるようになりました。
ウンチでトイレに効果的だった3つのこと
トイレ用に足踏み台を買っていたのですが、いつのまにか洗面台や台所に移動していてトイレにないため抱っこして座らせていました。
妊娠中だったこともあり、どんどん抱っこが辛くなってきたのでトイレ専用の足台を購入。
こちらが大ヒットしました。
購入からわずか8日後にウンチがトイレで出来るようになります。
めずらしく友人が子連れで遊びに来てくれたので、トイレについて4歳の女の子にきいてみました。
息子の目の前ではなく、他の遊びをしている時に聞きましたが、たぶん聞いていたんじゃないでしょうか?
我が家のトイトレで大ヒットだったのは
- みんなうんち (かがくのとも傑作集) [ 五味太郎 ]
- ひとりでうんちできるかな
です。
トイレでウンチができた日のこと
オシッコができるようになって、6ヶ月以上。
少しずつトイレについて教えてきましたが、半ば諦めモード。
保育園から帰ってきた直後。
おしっこの後に「ぷっ!」とオナラが出たため『うんち出るんじゃない?』とどうせダメだろなーと思いながら聞いてみました。
そしたら出たんです!
めちゃくちゃ褒めまくりました。
そしてそれ以降はオムツでウンチすることはなくなりました。
トイレでウンチはいきなりできない
「いきなりできるようになる」と言う人もいます。
しかし、息子の場合は少しずつ準備を進めてきて、あとはキッカケだけの状態だったのでは?と思っています。
絵本を読み聞かせたり、ご褒美の話をしたり、親の希望を伝えたり。
少しずつ少しずつ理解を深めて、あるキッカケでポッとできるようになるのです。
地道な作業ですが、半ば諦めモードでトイレトレーニングするくらいの方が良いのではないでしょうか。
ストレスなく日中のトイレトレーニングは終了となりました。
- おしりふきが不要になる
- オムツの使用量激減(1日1枚!)→買い置きの手間なし
- ウンチ処理にかける時間短縮
- オムツのゴミが減る→週1回捨てるだけ
あとは夜間のオムツだけ…。
夜のオムツ外しはまだまだ道のりが遠そうですが、おしっこもうんちも少しずつステップアップしてきたので、焦らずにやっていこうと思っています♫
追記:3歳9ヶ月で夜間のおもらしがほぼなくなりました。オムツが汚れるのは1週間で1回くらい。