息子がイヤイヤ期まっただ中の1才11ヶ月〜2才9ヶ月にかけて、電車での保育園送迎を経験しました。
もうね…地獄。
地獄ですよ…。
自宅から駅まで徒歩5分、待ち時間含め片道25分ほどの道のりです。
重い荷物と子ども(しかもイヤイヤ期)を連れて1時間以上かけて帰宅…。
雨の日も夏の暑い日も通う保育園。
現在保活中で電車通園を検討してる方に向けて
- 電車通園がいかに大変だったかと対策
- 電車通園に便利だったもの
- 買っておけばよかった通園グッズ
をご紹介します。
保育園への電車通園で大変な点と対策
満員電車
ベビーカーは世間で言われている通り使いにくいです。
ベビーカーを使用すると
- 他の乗客からの視線が痛い
- 子どもが降りて歩く場合、電車や階段での事故が怖い
- エレベーターに乗るのに時間がかかる
- 折りたたんでもかさばる、片手がふさがり危険
初日こそベビーカーで出て行きましたがすぐに断念し、電車の中は抱っこで通園することになりました。
通勤バッグと保育園バッグ、そして13kgの息子を抱っこ。
1歳後半になると抱っこ紐に入れる大きさでもないため、本人が歩くか疲れたら抱っこしながら歩きます。
満員電車の中では子どもが押しつぶされそうで怖いので常に抱っこしてガードします。
\通勤電車×抱っこを劇的にラクにするヒップシート/
関西の中堅都市在住。
満員電車といえども普通電車3駅分であり、東京ほど乗車率が高くない・乗車時間が短い(7分)ですが、腕がプルプルするほど疲れます。
乗車率や乗り換えの有無によって電車送迎の辛さは変わりますね。
- 乗車率の低い路線・時間帯を選ぶ
- 楽に抱っこできるグッズを購入する
以上で電車での通園の難易度はグッと下がります。
息子3歳(100cm,15kg)でも満員電車では危険を感じ抱っこすることもある
退園時の荷物が多い
オムツ持ち帰りの園だったため、自分と子供の2人分の荷物+オムツを毎日持ち帰り…
トレーニングパンツ(手洗い済)があるとさらに荷物が重くなりました。
夏はこんな感じ⬇️
- 使用済みオムツ(5〜6個)
- 着替え
- タオル
- プールバッグ
- トレーニングパンツ(2〜3枚、ボトボト)
- 制作物(七夕の笹、画用紙など)
プールがある時期はよほど疲れるのか、イヤイヤが強まる傾向にあり、暑さとイヤイヤで追い討ちをかけられ…。
必要ないと思っているトレーニングパンツまで持って帰る日は、教育方針とはいえ、先生に怒りを覚えるほど(参考:ワーママが週末のトイトレのみで成功した話)
\シュパットがあると保育園の荷物をまとめられる/
保活の時点で色々と検討されていると思いますが、電車通園の場合は荷物の少なさもチェックすることをおすすめします。
- オムツ持ち帰りの有無
- お昼寝布団は持ち込みかレンタルか
- トイレトレーニングの方針
帰宅時の荷物を減らすために、平日は買い物しないで良い環境を整えましょう。
ネットスーパーやコープデリ、生協の宅配を活用したり、週末の買いだめをするのもおススメです。
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普段の荷物に加えて、子供のカッパ、長靴、自分の傘が増えます。
\自分の傘は自動開閉の折りたたみ一択/
傘を差した状態での片手抱っこは5分とかからない道のりでも休憩が必要なほどでした。
今思えばスリングやヒップシートなどをうまく活用して、荷物を増やさずに手を楽にする方法がたくさんありました。
- 楽に抱っこできるグッズを購入する
- 親の傘は自動開閉の折りたたみがおすすめ
- お気に入りの雨具で子供のテンションをあげる
雨の日の送迎は事前準備が重要です。グッズ類は梅雨が来る前に早めに用意しておくことをオススメします。
電車が遅延する
息子を電車で送迎していた頃、大阪北部で地震がありました。
幸い電車に乗る直前だったので駅で様子を見ることができましたが、電車に乗っていたら1時間近くすし詰め状態だったそうです。
2歳の子連れで満員電車に1時間以上閉じ込められる…想像しただけでゾッとする事態です。
何があっても良いようにおやつを常備しています。
\子育ての強い味方!アンパンマン/
- おやつや飲み物を持ち歩く
- お気に入りの小さいおもちゃや絵本をもっておく
- お気に入りの動画をスマホにダウンロードしておく
お気に入りの小さいおもちゃや小さい飛び出す絵本はトラブル対策として超重要アイテムです!
\ビリビリにされないように鞄に隠し持っておくのが◎/
息子が3歳半になった今は言葉の理解力が上がり、我慢がだいぶできるようになりました。
子供の性格にもよりますが、3〜4歳であれば言い聞かせることができ電車通園がしやすいかも。
イヤイヤ期と重なる
1歳から2歳にかけては、何をしてもイヤイヤいう時期です。
言葉で説得するのが難しい場合が多く、保育園から自宅まで泣き通し、座り込んで動かなくなることも。
想像してください、炎天下で暴れるマグロ(息子)を抱えて駅から帰る道を。
マンションから自転車で通えるところに転園し、楽しそうに自転車の後部座席に乗っている息子を見ると、電車通園がかなりのストレスを与えていたことがわかりました。
- 通勤時間に余裕をもたせる、家を早めに出る
- 就業時間をずらす
- 親が精神的に余裕をもつ
- 代替手段を用意する(疲れたときはタクシーを利用する、家事代行を頼むなど)
イヤイヤ期×電車通園=地獄
「息子は電車好きやし、電車通園なんとかなるやろ〜」と思っていた過去の自分にいいたい。
その道、地獄やで…
子連れでの電車はまったくオススメしませんが、待機児童問題が大きく叫ばれる中、贅沢を言っていられないご家庭も多くあるかと思います。
お気持ちお察しします…。
すべてのご家庭で、環境が整った近隣の保育園に通えればいいのにと切に思います。
電車通園に役立ったもの
圧倒的におやつ
さすがに帰宅時だけ…おやつをエサにして、なんとか家に辿りついていました。
アンパンマンのラムネ、アンパンマングミ、ヨーグレット、フィットチーネグミ…
ご飯が食べられなくなると困るので、あまりおやつを食べさせるわけにもいきません。
コンビニでも売っていて、食べるのに時間がかかるアンパンマングミは61kcal、アンパンマンのラムネは81kcalとカロリー低めで重宝しました。
ありがとう、ありがとう…。
小さい飛び出す絵本、トミカ
ちょっとした時間に小さい飛び出す絵本を重宝しました。
アンパンマンや指人形など、かばんのポケットにいれておきいざという時にだけ出して見せていました。
トミカは持ち運びがしやすいため、保育園の送迎の時のみ息子に持たせていました。持っているだけで帰り道がトミカの走行会に早変わり。
ただし毎回うまくいくわけではないので、どうしてもの時の最終手段として活用していました。
通勤リュック
私が使用しているママリュックはポーターのタンカーです。(ママリュックについては別記事を参照ください。)
両手が空いて、耐久性があって、見た目も悪くない…。
帰りに少量の買い物をすることがあるのであれば、仕事グッズ+食料品+通園グッズを入れようと思うなら20Lは必須です。
20Lとなるとスポーツメーカーや登山用のリュックになってきますね。
仕事にスーツを着用するのであれば、PORTERはキレイ目の格好に合い、シリーズによってはフォーマル感もありおすすめです。
電車通園には容量があるものをおすすめします。
荷物をまとめるサブバッグ
荷物は突発的に増えます。
息子がトイレを失敗して大量に着替えが出たり、いきなり制作物を持って帰れと言われたり。
私はシュパットを鞄に常備しておき、まとめられるようにしておきました。
軽くてコンパクトなのに容量があるのと、肩からかけられるので便利です。
買っておけばよかった電車通園に便利なグッズ、手段
ワーママ歴3年になり便利なグッズがあることたくさん知って、あの時これを買っておけば…!と思ったものです。
ヒップシート
私が通勤していた当時、ヒップシートなるのものが2万近くで売られていたのですが、高すぎて使わなかったら勿体無いので購入を見送りました。
今は1000円から7000円くらいで良いもの売られています。
ヒップシートであればスーツにつけても違和感がなく、抱っこひもほどかさばらないため通園の邪魔になることもありません。
抱っこ紐と違い必ず片手で子どもを支える必要があり、両手が空くことはないですが、腰に体重を分散するため抱っこに比べると腕の負担が激減します。
貴重品を取り出しやすいため、抱っこをしながら改札を通るときにも便利です。
スリング
多くのスリングは畳めるようになっており、鞄にいれておいても邪魔になりません。
雨の日の片手抱っこや改札を通るときなど、片手では難しい場面があります。
スリングは新生児期から使えるので持っている方も多いハズ。
ヒップシートと違い、貴重品が入らないので汎用性は低いですが、折りたためるので急な雨に対応しやすいメリットも。
ネットスーパーやコープへの事前登録
グッズとは違いますが、帰りの荷物を少なくするためにネットスーパーの活用は必須です。
コープやネットスーパーなど複数の買い物手段をもっておくと、いざという時に使い分けができます。
おうちコープ資料請求はこちら参考までに…我が家のスペック
スペック
母:30代、関西中堅都市に在住・勤務、体力には自信ありの元体育会系、勤務時間 8:30〜16:00
息子:絶賛イヤイヤ期、体を動かすのは得意、言葉の発達はゆっくりめ、一度言い出したらきかない、電車大好き
通園までの道のり
マンション〜駅:徒歩5分
保育園〜駅:徒歩7分
乗車時間:約10分、普通電車で3駅分。朝は満員電車、夕方16:30くらいまでは運が良ければ座れる。
保育園の電車通園はトライアンドエラーで手段の変更や改善を!
通勤時間や体力、子供の性格や年齢などによって、ベストな通園手段がかわってきます。
我が家の場合、電車の乗車時間が10分と比較的短かったこと、ベビーカーを持ってエレベーターで移動するのが面倒だったため、抱っこで移動していました。
その分体力が削られ、息子はストレスフルな毎日を送ることに。
乗り換えや電車の乗車時間の長さによってはベビーカー使用が適切かと思います。
その場合は先に述べたように少し早く家を出る、就業時間を変更するなどの工夫が必要でしょう。
抱っこで移動するにしても、便利なグッズもたくさんあります。歩きたがる1〜2歳児は抱っこひもだと装着が煩わしく、ヒップシートの方がすぐに抱っこでき便利です。
電車で送迎するうちに子ども自体も成長していきます。中には電車通園がまったく苦にならない子どもさんもいるでしょう(羨ましい…!)。
子供の成長や性格に合わせて、トライアンドエラーを繰り返しましょう。
自分自身が倒れてしまう前に、やってみて改善して、心身が楽になる方法をみつけてください。
あまりにも辛い場合はダメもとで転園願いを出すことも忘れずに!