現在第2子を妊娠中のワーキングマザーです。
3歳の子を育てながら、週33時間のパートタイマーとして働いています。
2人目のほうがつわりが楽に済んでいます。
やはり、1人目妊娠時よりも「妊娠中の過ごし方」についての知識があり、気持ち悪くなる前に対策できていることが大きく関わっています。
1人目のときはフルタイムで働いており、妊娠2〜4ヶ月の間に強いつわりがありました。
少々のことなら無理してしまう性格もあり、働き方や休日の過ごし方を変えずにいたのでつわりがどんどん悪化。
産婦人科の担当医に絶対に吐きグセをつけるな!と言われていたため一度も吐きませんでしたが、夫の協力なしには乗り切れない辛い時期でした。
2人目妊娠中の今、前回よりつわりが軽く収まっており、調理などすべての家事は私が担当できています。
つわり軽減の具体的な方法と考え方のコツをお伝えします。
つわり軽減のコツ
疲労の蓄積を避ける
妊娠中の体力は非妊娠時の5〜7割程度になっているイメージで動きましょう。
妊娠していない時の感覚で、カラオケに行ったり夜に出かけたりするとすぐに体に疲れが溜まります。
時々鉄人のような妊婦を見ますが、そういう人は元々の身体能力が高い人かもともとの運動量が多い人です。鉄人のように見えてもおそらく妊娠前よりも、活動量を落としているはずです。
- 日中バリバリ働くなら夜は早めに寝る
- 週末はどこにも行かずゆっくりする日を作る
- 夜に出かけたいなら、仕事をセーブする
妊娠してしまった以上、妊娠、仕事、遊び…すべてに全力を出すことは難しいです。
妊婦としての意識を作ることで体力を温存してつわりの悪化を予防しましょう。
とにかく寝る
妊娠中は睡眠が浅くなります。
これは産後赤ちゃんが泣いてもすぐに飛び起きれるように、産前から準備をしているそうです。
子供がいると自然と早寝になりますが、1人目妊娠だと夜更かししがちですよね。
2人目妊娠は上の子に合わせて早く寝ることが多いため、睡眠がしっかりとれます。
一般的に1人目よりも2人目で悪阻が軽い傾向にあるのは、2人目ママの方が生活リズムが良いことも一因でしょう。
横になるだけでも良いので、22時ごろにはベッドに入るようにしましょう。
マスクをする
つわり時期は臭いに敏感になるので常にマスクをすることをオススメします。
- 他の人の柔軟剤の香り
- タバコの匂い
- 調理中の野菜や肉の匂い
などなど全てを防いでくれます。
またマスクをしていると感染予防にもなります。妊娠中は胎児への免疫反応を起こさないために、妊婦自身の免疫力が落ちています。
インフルエンザや風邪の流行期に公共交通機関を利用する場合はマスク着用を心がけましょう。
衣類の締め付けを避ける
①下着
パンツは初期からマタニティパンツか、伸びのいい綿生地のものへ変更すると楽です。
妊娠中は初期から乳腺が発達し、バストサイズが変化するため適切なサイズのものをつけましょう。
アンダーバストも変化します。これは子宮が大きくなることでお腹が押し上げられ、胸郭が広がるためです。
私の場合、ブラジャーが妊娠4ヶ月で1サイズ、妊娠5ヶ月で2サイズアップしました。
アンダーバストは5cm大きいものを使っています。
授乳ブラを購入しておくと産後の買い替えが不要になります。
授乳ブラの欠点は、バストアップ機能に欠けること。
授乳すると必ず胸が垂れるものなので仕方ないですが、少しでも抗いたい!という方はサイズの合ったブラジャー購入をオススメします。
②ズボン
2人目妊娠した今回は、初期よりマタニティ用のズボンやレギンスを履いています。
マタニティ用品は大きくなったお腹を包み込めるようになっており、産前産後と使うことができます。
上部のゴムはボタンでキュッと絞れるようになっており、妊娠初期から使うことが可能です。
職場から支給されている場合はズボンのチャックに取り付けるタイプのものもありますので、検討してみてください。
③オールインワン
オールインワンはウエストでの締め付けがないので、つわり対策にも有効です。
お腹が大きくなった妊娠後期でも使いやすく、産後のおでかけにも使いやすいので、マタニティウエアの購入を検討しているならオールインワンスカートをお勧めします。
🔽記事に記載していますので参考にして下さい。
こまめに食べる
すぐに食べられる軽食を常備しておきます。
気分が悪く、一度に食べられる量がとにかく少ないので食事の回数を増やします。
私の場合は
- コンビニおにぎり
- ウィダーインゼリー
- クリーム玄米ブラン(便秘気味だったので)
を常備していました。
比較的匂いのしないものが気持ち悪くならずに食べられます。
食べやすい食材を見つけて常備することは重要です。
吐きグセをつけない
担当の産婦人科医に口酸っぱくいわれました。
あまりの気持ち悪さに自ら手を突っ込んで吐く人がいるようです。
嘔吐反射が刺激されやすくなり、つわりが長引く傾向にあるとのこと。
吐きたくなっても一度はグッと我慢して、どうしようも無かったら吐くようにし、決して吐きグセはつけないように気をつけましょう。
便秘をしない
便秘による腹部の圧迫はつわりを悪化させる原因になります。
食物繊維の多い食事を心がけましょう。
妊娠中でも気軽に取れるコンビニで買える食材を下記記事で紹介しています。
つわり軽減のためには考え方を変える
休日はしっかり休養する
妊婦だからといってずっと静かにしていれば良い訳ではありません。
妊婦でも休日は楽しんでも良いんです。
しかし無理は体に帰ってきます。不要な疲労は溜めないようにしましょう。
大事なことは無理だと分かっていて無理しないことです。
働き方を変える
仕事も育児も頑張らないと!と気負っていませんか?
場合によって時間勤務やパートへの変更など働き方の変更も検討しましょう。
通勤時間の変更や休憩時間の延長は、妊娠中の女性に認められています。
勤務時間が短くなった分、収入が減るのは痛手ですが、赤ちゃんの命や妊娠中の安全を優先しましょう。
周りにサポートをお願いする
妊娠・育児の期間は、すべてをひとりで背負うのには限界があります。
夫や家族、職場の同僚、上司、友人…
いろいろな人に頼る選択肢を持ちましょう。
独身子供なし時代には考えられなかったくらい子育て期間には周りのサポートが必要です。
妊娠中から周りを頼りにする癖を付けておくことで、出産後の生活も楽になるはずです。
疲れたら休む
案外できない人が多いですよね。この片付けが終わったら、この洗濯物を畳んだら、と自分を追い込みがちです。
今まで聞こえないふりをしていたカラダの声にきちんと耳を傾けましょう。
つわりは妊娠初期でついつい動きすぎてしまうママの体を休めるためにあると言われています。
小さな小さなお腹の赤ちゃんが、ママに向かって一生懸命サインをだしているんですね。
自分の体を大切にすること=赤ちゃんを大切にすること。
ママの自覚をもってゆっくりと過ごしてくださいね。